今回はライター業での依頼記事のベースの作り方について解説するよ
ライターを始めたばかりの時は、依頼を受けてメインキーワードからどのようにして記事を組み立てていけばいいかわからないですよね?
先日行ったアンケートによるとライター的記事の構成に興味があることがわかりました!
ちょっと手が空いたから
ライターさん向け記事作ろうかな❣️どんなことが知りたい❓
— 外注屋ユキちゃん (@gaityuuya) 2019年7月10日
ここで先日の小ネタをひとつ!
こないだ成金のおじさんと歩いてなかった?
それ実の兄w
お兄ちゃんごめwww
どうやら私には成金のおじさんみたいな兄がいるようです!
~閑話休題~
本編スタートだよ!
ライターとしての依頼記事と、あなたのサイトの記事の違いは
あなたのブログなら思いつくことをどんどんと書いていけば記事として完成になりますが
依頼として受ける場合は、あなたの知らないことについての執筆依頼がくることもあります。
そこで今回は「どのようにして記事の骨組みを作っていくか?」についてを勉強していきます。
私が依頼を出すときはもっと詳しく書くけど
今回は練習用なのであえてテキトーな依頼内容にしてます。
- テーマ
「宅配クリーニングについて」
- 記事内容
宅配クリーニングの記事執筆依頼となります。
細かい設定を考えて宅配クリーニングを使うタイミングについての記事をお願いします。
ザックリした依頼が来たときはどうしたらいい?クライアントがどんな記事を求めているのかを考えよう
ほとんど情報がない、かなりザックリとした依頼内容だと私も思います。
しかしライターをやっているとこのように依頼をされることも少なくありません。
長く一緒にやって慣れている関係なら問題ないでしょうが
いきなりこんな依頼が来てもどんな記事を書いていいかわからないですよね?
まずはどのような記事が欲しいのか?を紐解いていきましょう!
クライアントに質問するのもアリだよ!
宅配クリーニングの説明は間違い?クライアントとユーザーが求めているものとは
今回の例題で大きく勘違いしてしまうのは、「宅配クリーニングについての解説記事」を書いてしまうパターンです。
確かに宅配クリーニングの依頼ではあるのですが
例題の情報では、宅配クリーニングを使うタイミングについての記事となっています。
これはよく勘違いされる方や、情報を読んでいない方が多いですが
商品やサービスの説明記事はキラーページと呼ばれ同じ内容で多くの記事数は必要ありません。
「重複コンテンツ」っていうペナルティで記事順位が上がらなくなっちゃうよ!
よってクライアントに求められるものは
「宅配クリーニングを使う可能性のある状況の人に、その状況への対処として宅配クリーニングをおすすめしてみてください」
といった解釈になってきます。
ユーザーに求められる情報とは?
つぎはとても重要な「ユーザーに求められる情報」についてです。
今回の依頼では宅配クリーニングを使う可能性のある状況についてですので、それについて考えてみましょう。
- コートなどの洗濯できないものを洗う場合
- まとめて大量のものをクリーニングに出す場合
- 布団などの大物を洗う場合
- 落ちにくい汚れを付けてしまった場合
誰でも思いつくのだとこんなところでしょう。
ユーザーが求めているものは日常の中で困ったことや
どうすればいいかわからないことなので奇抜や突飛な設定は必要ありません。
あなただったらどんなことに悩むか?
そう言ったことを題材にしていけば大丈夫です。
記事執筆中は絶対に忘れないでね!
ペルソナ(ユーザー像)をしっかりと考えよう
ペルソナとは【その商品やサービスを使うユーザー像を設定した仮装の人物】のことです。
ペルソナを細かく設定することで
- どんなことに悩んでいるか?がわかる
- どうしたいか?がわかる
- どんな情報なら解決できるか?がわかる
など、記事内に必要な情報と不必要な情報を選ぶことができます。
今回は落ちにくい汚れを布団につけてしまった場合で仮定していきましょう。
- 子供がいる家庭
- 30代女性・主婦・家事をこなしている
- 子供から手が離せない
- 布団の洗い方がわからない
- ジュースの汚れが気になるぐらいにはきれい好き
- 落とし方を知りたい
- WEBでシミの落とし方を調べるぐらいにはネット好き
この情報を決めることでこの人がどういう状況で何を求めているかがわかりますね!
ずばり「手のかからないふとんについたジュースのシミの落とし方」です。
この状況を解決してあげれる記事を書いていきましょう。
ユーザーに必要ない情報は記事が見にくくなっちゃうよ。
問題の細分化!状況⇒共感⇒提案⇒解決策の順番で考える記事構成
ペルソナが定まったところで、記事全体の構成を考えていきます。
分かりやすい書き方は
- 状況について
- ユーザーへの共感
- ふとんのシミの落とし方
- 解決策(着地点)
このような記事の構成が書きやすくて、着地点への誘導もラクに行うことができます。
順番に考えていきましょう
- 状況
子供がふとんにジュースをこぼしてしまった
- 共感
よくあることですよね?こんな時には慌てずに正しい処置をすれば大丈夫です!
- ふとんのシミの落とし方
重曹などを使った落とし方の紹介
- 解決策(着地点)
きれいに落とそうとするなら、宅配クリーニングを使うのがおすすめ!
手間もかからずきれいに洗ってくれる!
記事全体の流れがこれで完成です。
ライティングのレベルアップが早くなるよ!
見出しを決めてから内容の執筆!全体の構成を文字にしよう
ここまで決まったら執筆!
と言いたいところですが、しっかりとH2見出しにおこしてから本文の執筆に移りましょう。
文章を書いていると「あれもこれも書かなきゃ」となって全体的に情報のばらつきが出てしまいます。
そこで重要なのが、先にH2見出しにして、文章におこしておくことで
ブレずに必要な情報を適切な順番で紹介することができます。
H2見出しにはキーワードを必ず含むように指示があるクライアントさんが多いので
本文の執筆前に組み立てていきましょう。
- リード文 (軽く宅配クリーニングのメリットも挙げておく)
- H2見出し ふとんにジュースをこぼしちゃった!正しいシミの落とし方とは?
- H2見出し 子供がいる家庭ではよくある話し!ふとんのシミの対処に慣れておこう
- H2見出し 超簡単なふとんについたシミの落とし方とは?
- H3小見出し 落とし方説明
- H3小見出し 落とし方説明
- H2見出し 時間がない時には宅配クリーニングがおすすめ
思い付きで書いているので、キーワードボリュームなどは調べていません!
イメージしやすいように分かりやすく見出しを作っていきましょう 。
今回なら(ふとん・ジュース・簡単・シミの落とし方)とかだね。
あなたの意見や経験は大きな魅力!ネットの情報以外のほうが喜ばれる
ここまでの工程でWEBで調べたりした情報だけでも記事は書けます。
しかし、WEBにある情報は誰かがすでに発信している情報になるのであまり強くありません。
あなたの体験談や経験で「こんな時にはこれがおすすめ!」というものがあればしっかりと取り入れていきましょう。
淡々と説明だけをしている文章より100倍は魅力的な文章が出来上がることでしょう!
クライアント側からしてもオリジナルの情報はとても価値が高く重宝します。
単価のアップにもつながりやすいので、どんどん取り入れていきましょう。
記事は骨組みが肝心!しっかりと土台を設計して質の高い記事を目指そう
今回は記事の構成の作り方についてを解説していきました!
このライティング方法は依頼記事のみではなく、あなた自身のサイト記事を書く時にも役立ちます。
文章の骨組みさえ作ってしまえばあとはその見出しについて埋めていくだけなので
執筆自体もラクになります。
ぜひ参考にしてより良いライターライフを送ってください!
- クライアントが求める記事について考える
- ユーザーに必要な情報を考える
- ペルソナをできるだけ細かく設定
- 問題を細分化し見出しにおこす
- 骨組み完成!
- 面白おかしくしようとしてリード文で滑ると痛い(反省)
おわり!